◆ キャットフードの保存料と添加物

クリオちゃん

キャットフードに使われる添加物や保存料が原材料表示に記載されていることは今まで殆どありませんでした。キャットフードの原材料でも書いていますが、ペットフード安全法の施工により、2010年12月製造分からは原材料・添加物を記載するように義務付けされました。しかし、良心的なフードメーカーは使用している添加物を記載しますが、一部のメーカーは具体的な添加物名ではなく「保存料」とだけ明記しています。
フードの中には、脂肪の酸敗を防ぐためにBHA・BHT・エトキシなどの保存料は頻繁に使用されています。このような保存料や添加物がペットフードに使われるのは、「日持ちする」「安くする」という背景があります。
防腐剤・酸化防止剤・添加剤などを使用して賞味期限を長くしたり、質の悪い原材料を着色料で美味しそうに見せたりと、毒性の有無を問わず多く用いられています。

「3大添加物(BHA・BHT・エトキシン)は使用していません。」「保存料にBHTを使用しています。」と明記したあるフードは良心的です。
多くのフードは何も明記せず、質の悪い原材料+添加物を使用していることが多いです。よく見かけるのが「無香料・無着色」。一見とても体に良い商品に見えますが、保存料については一切明記されてません。添加物不使用、また安全な添加物を使用しているなら、良い宣伝文句になり、明記するはずです。また、「天然保存料を使用しています。」と書いてあるのに、何を使っているのか書いていなかったり、「塩、無添加」と、塩だけ小さく書いてあったりと、消費者から見るととても分かりづらいと思います。
こういった商品を製造している会社は、私は信頼できません。

最近はペットフードの原材料に目を向ける消費者が多くなってきたことで、原材料・添加物を見直すメーカーも多くなり、数は少ないですが、大型ペットショップやホームセンターなどでも良い商品を見かけるようになりました。
安心してあげられるフードが増えて欲しいと思います。


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 ◆ 主な添加物

(BHA・ブチルヒドロキシアニソール )
ガソリンの酸化防止剤や殺虫剤に使われています。ペットフードでは油脂の酸化を止め、悪臭を放たないようにする保存料として、ドライ・ウェット両方のタイプに広く使われています。食品添加物と許可され、食用油脂やバター・医療品などに使用されていましたが、実験により発がん性が認められ、一部の食品を除き一般食品に使用することが禁じられています。
現在では油脂の製造過程で用いるパーム原料油・パーム核原料油に限り使用することを許可されています。
毒性の強い添加物:
歩行失調・呼吸冗進・消化器出血・腫瘍形成・肝臓うっ血・発がん性など。

(BHT・ブチルヒドロキシトルエン)
石油製品の酸化防止剤・塗料の剥離防止剤として使われてきました。BHA同様、ペットフードでは油脂の酸化を止め、悪臭を放たないようにする保存料として、ドライ・ウェット両方のタイプに広く使われています。
主原料はクレゾール(発がん物質)とイソブレチン(麻薬剤)からなります。1956年、食品添加物として許可され、現在では1部の食品に限り使用されています。(チューインガム・冷凍食品・バター・油脂など。)
アメリカの動物実験報告では、膀胱がん、甲状腺がんなどを誘発する可能性があるとし、また国際がん研究機関では、発がん性の疑いがあるグループ3に分類されています。
毒性の強い添加物:
皮膚炎・過敏症・血清コレストロール上昇・異常行動・体重低下・脱毛・発がん性など。

(エトキシキン)
エトキシキンは、米国企業「モンサント」により開発された化学薬品で、害虫(ガイガラムシ)駆除剤や除草剤に使われるダイオキシン系の化学合成添加物です。本来はゴムの固定剤として使用され、その後殺虫剤・害虫駆除剤・除草剤等の用途が増え、化学兵器(ベトナム戦争の枯葉作戦)としても使用されてきました。
アメリカ「食品医薬品局」が安全としてしまったため、抗酸化作用(油脂変質防止)のあるこの保存料を動物性脂肪の酸化防止、ビタミン・ミネラルの安定剤とし、ほとんどのペットフードに使われてきました。
日本では、エトキシキンは、食品衛生法に基づく食品添加物として認可されていません。農薬としても使用が禁止されています。
あまりにも酷い毒性被害が多く、メーカー側でも「エトキシンは使用していません。」など、パッケージに明記しているところが多いです。
非常に毒性の強い添加物:
皮膚炎・過敏症・血清コレストロール上昇・異常行動・体重低下・脱毛・発がん性など。

(着色料)
肉や魚をより新鮮に・美味しそうにみせるためだけに、着色料が使用することがあります。

(赤色の着色料、赤色2号)
国立毒物調査センターで発がん性があるとされています。(赤色2号の原料は石油。)また黄色4号も発がん性があるのではないかと疑われています。

(亜硝酸ナトリウム・赤色40号)
亜硝酸ナトリウムは、酸化防止剤・殺菌剤・漂白剤で発がん性の疑いがあるとされています。魚などに含まれるアミン類と一緒に食べると胃の中でニトロソアミンと呼ばれる発がん性物質に変化します。

これら2つは動物実験で、癌・てんかん・先天性欠損症との関連が認められており、アメリカでは広く用いられていますが、ヨーロッパでは使用を禁止されています。
体質的に不安のある人は注意:
アレルギー・下痢・循環障害・発がん性の疑い。動物実験で多発性神経炎・骨髄の萎縮・代謝障害等の報告があります。

(青色の着色料、青色2号)
青色2号を摂取するとウィルス性疾患に罹りやすくなると言われています。

(プロピレングリコール)
プロピレングリコールは酸化プロピレンから合成されたもので、分子量が小さく吸収されやすいのが特徴です。日本ではプロピレングリコール脂肪酸エステルとして使用基準を設定の上、食品添加物として認められています。食品乳化剤(溶解補助剤)や化粧品の保湿剤として広く使用されています。アメリカでは6歳以下の子供には使用禁止、ドイツでは使用禁止となっています。ペットフードでは猫のみ使用はできません。(犬は使用可。)
今のところ危険性の少ないとされる添加物:
過剰摂取は赤血球の減少、腎臓・肝臓・心臓疾患や脳の障害を招く。

(トコフェロール混合物)
酸化防止剤としての働きがある自然保存料。脂肪酸・ビタミン類の酸化を防ぎます。ペットフードのプレミアフード・ナチュラルフードと分類されるもので多く使用されています。大豆から抽出したものが多く用いられており、ビタミンEとして健康食品にも使われています。ただし、自然保存料は保存料としての効果は短く、ビタミンCで開封後12時間前後、ビタミンEで1ヶ月しかもたないと言われています。
フードが酸化する危険があるので、保存には密封タイプが多いです。
今のところ危険性の少ないとされる添加物:
毒性はきわめて低い。

(クエン酸)
人間の食品には酸化防止剤、酸味料として多く使われています。
PHを適切な範囲に調整することで変質・変色を防止します。 
今のところ危険性の少ないとされる添加物:
毒性はきわめて低い。

(ショ糖・カラメル・スクロース・コーンシロップなど)
糖質は低血糖症、肥満、いらいら、白内障、虫歯、関節炎、アレルギーの原因になります。人間よりも免疫力のない動物に調味料を与えると成人病になりやすくなります。また、コーンシロップはフードの栄養素を壊すとも言われています。

上記にあげた以外にも様々な添加物がペットフードに使用されています。
ソルビン酸カリウム(保存剤)・グリシリジン・アンモニエート(腐敗防止剤・酸化防止剤)・没食子酸プロピル(腐敗防止剤)・アフラキトシン(防カビ剤)・グルタミン酸ソーダ(保存剤・調味料)など。


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 ◆ サプリメントの添加物

サプリメントも同じく、「こんなものを使ってるの?」とびっくりする添加物が含まれていることがあります。ビタミンやミネラルは形のないものなので製造過程に添加物が必要になります。場合によっては、ビタミンやミネラルの何十倍もの量の添加物が入っていることもあります。

サプリメントの形が錠剤の形であれば、材料を固めるために結合剤というものを使います。また錠剤の形にするには、材料を鋳型に流し込んで成型するわけですが、鋳型にちょうどいい大きさになるように体積を増やす充填剤というものも必要になります。※結合剤や充填剤のことを賦形剤(ふけいざい)ともいいます。鋳型に入れて成型していく際に、材料が鋳型にくっついてしまって離れないと困るので離れやすくするために使うのが、滑剤(固結防止剤)と呼ばれるものです。
最後に湿気から錠剤を守ったり飲み込みやすくしたりするためにコーティング剤(光沢剤)を使います。錠剤を1つつくるだけでも、賦形剤(結合剤・充填剤)、滑剤(固結防止剤)、コーティング剤(光沢剤)が最低限必要になります。賦形剤と滑剤とコーティング剤のみでできていて、錠剤全体に含まれる全添加物の割合も1割程度でできているのが理想的ですが、そういうサプリメントはごく稀だそうです。
錠剤のほとんどが添加物でできていて、その添加物の量がビタミンやミネラルの何倍から何十倍もあるのが標準的な錠剤のサプリメントです。

しかし、この他にも品質が長く保つように保存料を使ったり、見た目が良くなるように着色料を使ったり、嗜好性を高めるために甘味料をたくさん使っていたりします。人間もそうですが、ラベル表示をよく見たり、販売しているお店は信用できるところなのか、自分で確認できるところはしたほうがいいと思います。せっかく身体にいいと思って買うサプリメント、安心してあげたいですよね。


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