◆ キャットフードの分類

アトムとメルモ兄弟

アメリカでは品質や原材料が規制されていて、AAFCO(米国飼料検査官協会)がペットフードの栄養基準を評価しているのに対して、日本ではペットフードを取り締まる機関はなく、品質も安全性も規制がありませんでした。家畜飼料(餌) の安全性を管轄するのが農林水産省、食品の安全性を管轄するのが厚生労働省です。
平成2007年の春に、有害物質(メラミン)が混入した原料を用いて製造されたペットフードにより、アメリカで犬・猫の大規模な健康被害が発生しました。問題のペットフードは日本にも輸入されていましたが、販売業者の自主回収により、健康被害の発生は、幸いにも回避することができましたが、この問題を契機に国内で販売されるペットフードそのものを規制する法律に関心が高まり、2008年3月4日、政府はペットフードについても一定の安全基準を設けようと、有害物質を含む製品の製造・輸入・販売などを禁じる法案を閣議決定し、2009年6月1日に施行されました。
法案の名称は「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案」(通称:ペットフード安全法)です 。当面は流通量の多い犬用と猫用を対象とし、農林水産省や環境省が定期的に製造業者などに立ち入り検査に入り、犬や猫の健康上に問題のある有害物質が見つかった場合、廃棄などを命令できるようになるという法律で、製造業者や輸入業者には事務所の所在地などを両省に届け出ることを義務づけ、製品名や販売数量を記した帳簿を保存させる。違反した場合、個人には1年以下の懲役か100万円以下の罰金、または両方を科す。法人は最高1億円の罰金とするというもので、管轄は農林水産省です。

(改定前)
ドックフードかキャットフードなのかわかる表示
ペットフードの目的(総合栄養食・一般食・おやつなど) 
給与方法
製造年月日または賞味期限
内容量
成分
原材料(80%までの記載でOK)
原産国
事業所の氏名・名称と住所

(改定後)
名称:ドックフードかキャットフードなのかわかる表示
ペットフードの目的(総合栄養食・一般食・おやつなど) 
給与方法
賞味期限
内容量
成分
原材料(原則として添加物も含めすべて表示)
原産国(最終加工工程を完了した国)
事業所の氏名・名称と住所

大きく変更しているのは、原材料名が添加物を含め、原則としてすべて表示ということです。※表示基準は2010年12月製造分より適用。
添加物については、エトキシン・BHA・BHTは合計で150ppm(犬は75ppm)以下。猫用にはプロピレングリコールは使用してはいけない。
ただし、使用される魚や肉についての表記は、これまでと同じように「魚類」「肉類」なので、魚や肉のどの部分が使用されているのかまではわからず、ペットフード業界に多い人間の食品には使用できない「4Dミート」を使用しているかどうか、不安は残ります。
4Dミート=Deard(死亡した)、Diseased(病気の)、Dying(死にかけの)、Disabled(負傷した)」

(トレーサビリティについて)
人間が口にする魚貝類に関しては、トレーサビリティを表記する必要性があります。トレーサビリティというのは、生産・処理・加工・流通・販売のフードチェーンの各段階で、食品とその情報を追跡し遡及できることをいいます。 わかりやすく言うと魚介類の場合では、どこで、どのような漁法で獲れて、どこを経由して販売され私たちの口に入るのかがわかるシステムです。 トレーサビリティを導入する動きは、BSE問題をきっかけに、私たちが口にする全ての食品に対して今後導入が検討され、より安全が求められています。
ペットフード安全法では表記の義務はありませんが、輸入・製造・販売帳簿の義務化により、リコールがあったときに回収が迅速にできるという点で一歩前進したと思います。

(AAFCO・米国飼料検査官協会はどんな機関?)
Association of American Feed Control Officials,INC.
ペットフードの栄養基準、原材料、ラベル表示などに関するガイドラインを作っている機関。交配前のオス・メスにフードと水だけを与え続け、メスの出産後の親子にも同じフードを与える給与試験を行い、親子2代の結果に応じて、AAFCOの給与試験に実証された製品との表記使用が許可されます。ただし、AAFCOの基準は完成品のフードの栄養分析に基づく基準であり、製造工程や原料調達、輸送システムのチェックは行われていません。

(CVMA・カナダ獣医学協会はどんな機関?)
The Canadian Veterinary Medical Association
AAFCOよりも検査が厳しい機関として、約8,000名のカナダの獣医師で構成される公的な獣医師団体。認定条件は、適切な栄養基準をクリアしているか、原料調達のシステムがしっかりしているか、害虫駆除の検査を実施しているかなど。認定後も定期的に店頭に並んでいる商品をランダムで選び検査するなど、審査がとても厳しい機関と言われています。審査基準が厳しいため応募する企業が少なく、基準をクリアする企業もまた少ないそうです。キャットフードではあまり見かけません。

認定商品と合格基準商品は異なり、合格基準は正規に認定はされていない商品です。AAFCO認定のラベル表示には下記の2つのうち、いずれかでなければいけません。

「製品名」の処方は「 ペットの成長段階や状態」のため、AAFCOの犬・猫栄養特性によって承認された栄養基準を満たしています。
AAFCOが定めた手順に基づいた動物給与試験により、「製品名」は、「ペットの成長段階や状態」のため、完全でバランスのとれた栄養を提供することが立証されています。
× このフードは「機関名・団体名」またはAAFCOの栄養基準を満たしています。



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 ◆ AAFCOの定義

(肉・Meat )
殺された哺乳動物の食肉、骨格横紋筋または舌、横隔膜、心臓、食道の横紋筋の1部に限定。肉についている皮膚、腱、神経および血管は含んでいることもあれば含んでいないこともある。動物用フードに適している。

(肉粉・Meat Meal)
哺乳動物の組織からとり精製した製品。付加血液・毛・ひづめ・つの・くず皮・糞・胃・胃の含有物は含まない。ただし、適正な製造過程でやむを得ず入った物は除外する。このほか、定義に記載されていない異物を含んではならない。カルシウム量はリン量の2.2倍を超えてはならず、ペプシン(胃液中の消化酵素)で消化できない残留物が12%以上あってはならない。製品の粗たんぱくが9%以下であること。(9%を超えると消化不能なペプシンになる。)ラベル表示には、最低限の粗タンパク質・最低限の粗脂肪、最大限の粗繊維・最低限のリン・最小限および最大限のカルシウムを保証しなければならない。

(家禽肉・Poultry)
肉と皮膚が合わさった食用品から精製された乾燥製品。羽・頭部・脚部・および内臓は除いてある。
骨は含んでいることもあれば、含んでいないこともある。

(肉および骨粉・Meat and Bone Meal)
哺乳動物の組織からとり精製した製品。骨を含んでいる。また、リンを最低4%含んでいること。その他は肉粉(Meat Meal)と同じ。

(肉副産物・Meat By-Products)
商品にならない殺された哺乳動物の食用。または肉以外の部分を使用。 肺・脾臓・腎臓・脳・肝臓・血液・骨・部分的に低温脱脂された脂肪組織・胃・内容物を除いた腸が含まれる。毛・つの・歯・ひづめは含んでいない。

(家禽副産物・Poultry By-Products)
商品にならない殺された家禽の死体の食用部分。頭部・脚部・糞・及び異物を除いた臓器を含む。ただし、適正な製造過程でやむを得ず入った物は除外する。

(家禽副産物粉・Poultry By-Product Meal)
商品にならない殺された家禽の死体の食用部分をひき肉にし、精製したもの。頸部・脚部・未熟卵および腸を含むが羽は含まない。ただし、適正な製造過程でやむを得ず入った物は除外する。ラベル表示には、最低限の粗タンパク質・最低限の粗脂肪、最大限の粗繊維・最低限のリン・最小限および最大限のカルシウムを保証しなければならない。
カルシウム量はリン量の2.2倍を超えてはならない。 

家禽【かきん】・・・家畜として飼育される動物
食肉用の家畜の多くはホルモン剤や殺虫剤などの化学薬品入りの飼料を与えられます。また、伝染病予防のため抗生物質が使われることもあります。農薬で死んだ家畜も体内に残る毒素が残留したままでフードの原料とされており、危険物質の基準値が人の食用としてオーバーしているものがペットフードの原料として使われるのが現状です。
使用された化学物質は家畜の骨や脂肪、排泄をするための臓器(腎臓や肝臓) に蓄積するため、それらをベースとしたペットフードの危険性は計り知れないものがあります。

上記のことからわかるように、一般的にキャットフードを選ぶときは、Meat と表示されているものが良いと言われています。では、副産物が全てダメかというと、そうでもありません。副産物には、Meatには含まれない部分で栄養価があるものもあるからです。しかし、安全な副産物なら宣伝文句になりそうなものですが、あまり見たことはありません。

下記のラベル表示がある場合は注意が必要かもしれません。
あらびき粉 ・骨粉・肉類副産物・動物性乾燥消化物・家禽類副産物・鶏肉副産物・鶏肉副産物の消化物・肝臓腺粉・乾燥レバー・魚粉・魚類副産物


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 ◆ 穀物のおはなし

一般的に穀類はビタミン・ミネラルなどの栄養素を摂取するのに必要だとされていますが、ペットフードに使われる穀類は肉類と同じく、人間用の食材としては使用禁止のものを使っているところが多いのが現状です。
安いフードに使われている穀類は、高濃度の残留農薬があるものや遺伝子組み換え作物が多く、廃棄処分になるものを使用しています。

猫はアミノ酸からグルコースを合成することができるので、炭水化物なしでも生命機能を維持できる動物です。また、犬よりも炭水化物の処理能力が低く、消化能力は犬の1/3以下。※消化可能な炭水化物は体重1kgあたり、犬では12g、猫では5gと言われています。
炭水化物の摂取量が多くなると消化性や便の状態も悪くなります。
フードに大量の穀類が使用されるのは、肉類よりもはるかに低コストであること、製品の内容量が多く見えることなどが考えられます。

(大豆ミール)
ペットフードによく使われている大豆ミール。大豆自体は長時間加熱すれば消化もよく、良質なタンパク質やエネルギーになりますが、ペットフードに使われている大豆ミールは完全にカス同然の部分が使用されているのが現状です。満腹感を出すために使われており、使用しているフードを長期間食べ続ければ腸内で発酵し鼓腸症という病気を引き起こす原因となります。家畜の飼料の原材料としては使用が禁止されているものです。
ドイツでは使用されていませんが、アメリカ・日本では使用しているところが多いです。

(動物性脂肪・植物性脂肪)
動物性脂肪はフードに使用する場合、熱を加えて液状にされます。溶かすことで空気にふれ酸化しやすく腐敗もひどくなります。
酸化・腐敗した脂肪はアトピー性皮膚炎やガンの原因になると言われており、この酸化や腐敗を防ぐために酸化防止剤や保存料などの添加物が大量に使用されています。ペットフードで使われる脂肪の多くはレストランなどで使用された廃油だと言われています。
廃油についた揚げた食品のにおいがペットの嗜好性を高めるとされ、乾燥したドライフードに使用されています。


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